子育ての為の一言
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墨アーティスト・春葉

塾長の教育相談

2022/03/07
入試が終わって何もしていないのですが、どうしたらいいのでしょうか?
受験は人生の通過点です。

中3の夏に一緒に作った「未来地図」を見てみましょう。

将来なりたいこと、やってみたいことが写真とともに書かれていますね。

高校入試は通過点です。

立ち止まっていると自分の目標達成に後れを生じます。

多くの先輩が高3間際になってもう少し早くから取り組んでいたらよかったということを君たちに直接話しかけましたね。

高校は将来の方向性へのパイプラインです。

将来やりたいこと、なりたいことが変わるかもしれません。

大いに悩んで将来のことを考えるいい時期なのです。

その時期に遊んでしまうとそれなりの人生になります。

中学に入る前に英語の教科書の予習をしましたね。

そうすると中学での英語が楽だったと思います。

高校は中学と違い、科目も多いのです。

今、予習をしないと後で大変になります。

「授業で初めて聞いていた」ではわからなくなった時に取り戻すのが大変になります。

継続は力です。自分の未来地図を見て今後を考えて行きましょう。
2022/02/16
幸運の女神が微笑むときはあるのですか?
幸運の女神が微笑むときはあります。


それはひとのうまく言ってことを喜んだときです。


それも自分がうまく言っていない時、結果が見えないときに
友達が合格したら、良かったねと言ってにっこりほおえんだ時、幸運の女神も微笑んでくれるのです。

私はそんな気がしてならないのです。

過去にもたくさんの光景を目にしてきました。

大学入試全滅で次の受験を探しに来たMくん。

しかし彼は後輩の合格を我がごとのように喜びました。

それを見て私は彼に言いました。

「もう願書を出すことはないよ」

かれはもう受けても無駄だということですか?と尋ねました。

その内にわかるよ。そんな気がしたのです。

数日後彼のもとにある大学から繰り上げ合格の知らせが舞い込んできました。

今年もそんな光景を目にすることができました。

そんなときはいつも目頭が熱くなります。

そして今はうまくいっていなくとも人の合格を喜べた子には「合格おめでとう」と声をかけたくなるのです。
声をかけられた子はぽかんとしていますが、なぜか受かる気がするのです。

そうして受かっていくのです。

人の合格を喜んでいると自分に回ってきます。

そんな時、受験を通して成長を遂げているのです。
2022/01/13
受験生の緊張を取る方法はありますか?
入試前は誰しも緊張をするものです。

緊張をするなと言っても難しいかと思います。

保護者としてはどう声がけをしたらいいか悩むところですね。

保護者様から見てまだまだ、もっとできたのにと思われるかもしれませんが。

お子様はお子様なりにこれまでよくやってこられたのです。

まずはそこに戻り「よく頑張ってるね」という声がけをしてください。

本人は「受かからなければならない」と思い込んでいますから

「今までやって来たんだから、それが出しききれればいいんだよ。」

「結果はどうであれ、やるだけやったと思えればいいんだよ」

魔法の言葉は「大丈夫」

心配そうな顔を見たら

「大丈夫」「大丈夫」と笑顔で声がけをしてみてください。


2021/12/08
受験生を持つ母親です。受験生ということで特別扱いをしてしまいがちですが
受験生でも特別扱いはしないでよいかと思います。

家族の一員ですから用事があれば頼むことは何ら不自然なことではありません。

むしろ好ましいことかと思います。

特に、掃除がいいですね。

「掃除ができる子はごうかくする」という話をよくします。

掃除をすると視野が広がり、物事が見えてきます。

よく気がつくようになります。

塾内でも受験生には率先して掃除をすることを勧めています。

掃除の仕方が変わると、物の見方も変わってきますから発言も変わってきます。

問題をしっかり読むようになりますから得点もアップします。

掃除ができない子、適当にやる子には掃除をする意義を教えます。

掃除は矯正してやるものではありませんが、「ちょっとここを片付けて」「ちょっと掃除をして」と頼むことは何ら問題はないかと思います。

むしろ特別扱いされた方がプレッシャーを感じるものです。

年末の大掃除。しっかり取り組んだものはそれなりの成果が出ています。ご家庭でもお試しください。


2021/11/14
受験生の親がこの時期することは何でしょうか
受験の秋が深まってまいりましたね。

お子様の模擬試験の結果に一喜一憂することもあるかと思います。

ただ受験をするのはお子様本人です。

当たり前のことですが、保護者様が心配のあまり保護者様も受験生モードになっていませんか?

お子様はお子様なりに頑張っています。

保護者様から見れば「まだまだ」と思うこともあるかと思いますが。

今頑張っている姿を「認めて褒める」ことを意識してください。

全てが満足する結果ではないにしろ「できちること」は必ずあるわけです。

家庭も一つの社会です。

過程で認められれば外でも認められる循環が起こってきます。

結果がどうであれ「よくがんばってるなあ」と声がけをすると子供は嬉しいものです。

「できる」「できる」という言葉を本人も声を出して口にし、聞くことで「自己肯定感」が増してきます。

プラス思考で受験に向かい、自分の持っている力が出し切れることに目標を置いてみましょう。

そのために保護者、私たちはよき応援団であるべきです。

「認めて褒める」エールを送り続けましょう。

おひとりで悩まずに教育相談にお越しください。


詳しくは今月のセミナーもお話をしますし、皆様からのご質問にもお答えしたいと考えています。



2021/10/15
少し焦っているようです。どういう声がけをしたらいいですか?
受験生は勉強をするにつれて、やらなければならないことがたくさん見えてきます。

やってもやっても終わらないように感じることもあるかと思います。

そんな時、「焦らないで」と言っても耳に入らないかと思います。

声がけの例です。

やらなければならないことをまずは目の前に並べてごらん。

そして毎日どのくらいだったらやれるかをかんがえてごらん。

その際、一人では決めかねるようでしたら塾の先生に聞いてごらん。

まずは自分のペ-スを決めること。

その際、無理がないかどうかを確認してみること。

自分で自信がないときは先生の相談することが大切です。

無理な計画は更なる焦りを呼びます。

日曜日は計画の調整日にすることが肝心です。

やり上げたものを目の前に積んでいく、それが自信の源です。

2021/09/11
掃除、整理整頓ができないのですが
机の上は本が積んであり、周りにはものが置きっぱなしで、あまりにも目につくので片付けると、勝手にに片付けるからわからないと言い出す始末。なんとかならないものでしょうか?

「勉強しなさい」と一緒で「今しようと思ったのにお母さんが言ったからしたくなくなった」などといいますよね。

ではほっとくと益々ひどい状態になります。

何かなくなったり、見つからなくなったときでないとなかなかん片付けられないのかもしれませんが。

子供が片付けをすることに納得しなければなりません。

親子間は感情的になりやすいですから第三者から話すと良いでしょうね。

実際にあった話です。数学の得意な子がいました。みんなが解けない問題をスラスラ解く子でした。

しかし点数はみんなとあまり変わらなかったのです。

それはケアレスミスが多くて満点が取れていなかったのです。

そこで塾のトイレ掃除をすることにしました。

最初は便器のところだけ適当にしていました。

それではOKがでません。

3日目、どうして駄目なのですか?と質問がありました。

「自分で考えてご覧ん」と話しました。

そして4日目。

便器の周りの汚れに気がついたのです。

そうしてトイレ全体を掃除ができた時、OKが出ました。

掃除をすると、汚れが見える範囲が広がります。

そうです。視野が広がってくるのです。

そして整理整頓をすると物事が片付いてくる。仕事が捗るのです。

そんな話をすると「へえ〜」という顔になりました。

その後、芳賀講師が生徒に「一緒に授業後に掃除をしてみよう」と伝えたところ、「はい」という返事が返って来ました。

お母さんに、「また家での様子を聞かせてくださいね」と本人の前で伝えました。

2021/08/16
「認めて褒める」にはどうしたらいいのでしょうか

親はどうしても子供の出来ていないことが気になります。

それは「こうなってほしい」という気持ちがあるからです。

それを否定するつもりはありません。

ただ既にできていることに目が行っていないことが多いのです。

躾は必要です。起こることと叱ることは別です。怒りは感情をぶつけてしまいます。

叱る場合は理屈で説明します。

出来ていることは当たり前になっています。

それが年を重ね、学年を重ねる度に、合出来て当たり前が増えてきます。

「認めて褒める」には子供の話を聴くときと同じうように、親にもその意識が必要です。

つまり話を聴くときのスイッチを入れるように、子供の良さを考える時間を意識して設ける必要があります。

書き出すともっといいですね。それを貼って置くのもいいでしょうね。

今月一言:「認めて褒める」時はスイッチを入れてみましょう。
2021/07/08
公立中高一貫校受験に親がすることは何でしょうか
私共が皆さんにお話をすることは「「なず」「どうして」といったお子さんの素朴な疑問を大事にしてください」ということをお伝えしています。

これは入試云々よりも子供の好奇心を大切にしてほしいのです。

まずは疑問を持ったことを「すごいね」とその視点を認めて褒めることから入りましょう。

お子様の素朴な疑問に対して、すぐ答えを言うのではなく、「どう思う?」と必ず聞いてみましょう。

「わからない」という言葉が出たら「では調べてごらん」と次の行動を促すのもいいでしょう。

いずれにしろ自分で考える習慣を持つことが大切なのです。

公立中高一貫試験は身の回りの「なぜ」「どうして」を自分で考え解決するのはどうしたらよいのかを聞いてきます。

東京は幸い、博物館等が多いですから、疑問をもって博物館、資料館、図書館に行くのが良いかと思います。

子供の好奇心を伸ばすこと、それを認めて褒めることをお勧めしています。
2021/06/17
自信を持ってやってほしいのですが
自信があるとかないとかいう言葉があります。

最初から自信に満ち溢れている方は少ないかと思います。

自信は経験値ではないでしょうか。

どうしても失敗してしまったことが残っていてうまくいかないのではないだろうかと思ってしまうことはあるかと思います。

しかし少なからずも自分がやってきたことで成功体験があるかと思います。

それを思い出してみましょう。その時どうしていたか。

うまくいった時の経験は意外と忘れていることが多いのです。

ですから小さな成功体験の積み重ねが大切なのです。
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