塾長の教育相談
2023/03/17
受験が終わったとたんに勉強をしなくなりました
高校合格発表のあと受験が終わってホッとする気持ちはわかりますが、全く勉強をしなくなりました。塾もやめたせいで何もしていません。
親の言うことは聞きませんし、高校が始まってから大丈夫なのかと不安になってきました。
不安な気持ちはよくわかります。
再三申し上げましたが、1度切ったエンジンを再度つけるには大変なことです。
本人がこれではまずいと思うまで、待つしかありません。
高2の終わり、高3になってまずいと思い塾に戻ってくることはよく見かけます。
大学入試は高校入試と比べて全国区ですから甘くありません。
そこからのスタートですと基礎が出来ていればいいのですが、そうでないとかなり苦戦が予想されます。
また受験を通して、日々の鍛錬の重要さを学んだわけですからそれは本人もわかっているかと思います。
勉強をしなくなると遊び仲間の中で流されてしまうことが多くなります。
中学入学前に中学の予習をしておいたから中学が楽にスタートできたのです。高校はもっと科目も増えスピードも速くなり大変です。
「受験は人生の通過点、なりたい自分への通過点」です。
ですからご本人とお話になり、もう一度「自分が将来やりたいこと、なりたいことを考えて作った「未来地図」と向き合うことをお勧めします。
また第三者から話した方が良いとお考えの場合はいつでもご連絡をください。
2023/02/15
入試を終えたら何をさせたらいいのでしょうか
中学、高校入試を終えた皆さんは中学の予習、特に英語の教科書の予習、数学の予習は必須ですね。私立は公立よりも進行が速いですから、中1の段階で中2の内容に入るところがほとんどです。
1度わからなくなると取り返すまでに時間がかかります。
「学校は復習」のペースを崩さないことです。
志学ゼミでは中学入試の皆さんも中学予習コースに切り替えています。
高校入試は2月で終了いたします。3月からは高校の内容にどんどん入ってまいります。
大学入試を終えた皆さんから鉄人によるTOEIC講座が始まっています。
大学入学後にすぐTOEICの試験が行われるところがほとんどです。
社会人になるまでに730点をクリアすることが目標です。
また大学に入るまでに世界史以外の選択者は正解氏の勉強をしておかないと大学の講義がよく理解できないこともあります。
またこの機会に名著名作を読むことも勧めています。
入試は人生の通過点、なりたいことへの通過点です。
2023/01/14
緊張をほぐす方法はありますか
試験が近づくにつれ緊張はいやが追うにも高まりますね。平常心と言ってもなかなか難しいものですね。
志学ゼミでは受験が出来ることへの感謝の言葉を並べることを勧めています。
朝起きて、体が動く「ありがとう」
保護者様のお陰で試験が受けられる「ありがとう」
試験会場に無事着いて試験が受けられる「ありがとう」
試験が無事受けられた「ありがとう」
試験が無事終了した「ありがとう」
「ありがとう」は魔法の言葉です。
試験が受けられることに感謝の言葉を繰り返してみましょう。
きっと落ち着いてきますよ。
今持っている力が出し切れました。という試験であればいいかと思います。
2022/12/09
大学受験の志望校はどうやって絞り込みをすればいいのでしょうか
まずは気になる大学のリストアップをします(10から15)後で削りますのでご安心ください。
そして日程を確認します。
出願締め切り日、試験日、発表日、手続き締切日
それを表に書き込み、一覧表を作ります。
重なっていたり、連続日程灘ありますが、まずは書き込んでください。
保護者様に予算を訊いてくるように伝えます。共通テストで何校、一般入試で何校。または総額でいくらという予算を訊きます。
その上で、塾内模試、塾外模試、赤本(過去問)のデータをもとに一人一人面接で話を訊きながら精査をします。
滑り止めをまずは固め、実力相応校、目標校に分けていきます。
何日まで連続しても可能かを訊きます。これまでの受験情報から3日を目安にしています。
赤本のデータを見ながら、鉄人こと水谷講師と生徒一人一人の思考を読み、向き不向きをさらに精査します。
受験スケジュールで第1志望校の発表までに無駄な費用が発生しないかをチェックします。どうしても途中で入学金の支払い必要な場合は保護者様に確認をしてOKなら受験となります。
各大学の入学金、年間授業料を各自に調べさせ、保護者様に提出をしOKなら受験となります。
2022/11/06
志望校の絞り込みはどうすればよいのでしょうか
大学入試においてその数、受験方法は様々なものがあります。志学ゼミではひとひとり面談をして本人の意向を聴きます。
まずは受験校のリストアップ。
共通テストで滑り止めを抑えておきましょう。
一般入試において焦らないためでもあります。
赤本で過去問を解いて過去の合格点と照らし合わせて行きましょう。
共通テスト、一般入試での受験する数を保護者様と本人で決めてください。
その上で、手続き状況を確認し無駄なお金がないようなスケジュールを作っていきます。
英検,ティープ等を使った受験方法等事前に調べ得点換算をしておきましょう。
志学ゼミでは英検2級を持っている高3生がほとんどですので利用することで受験が有利になることがあります。
面談を繰り返して、相談をしてください。
11月は面談を繰り返して絞り込みをして行きます。
ご安心ください。
2022/10/09
受験生へ 10月は焦っていいのです
10月になって少し焦りが見え始めたようですが大丈夫でしょうか?勉強が本腰を入れ始めるとやらなければならないことがたくさん浮かび上がります。
これも、あれもといった感じでしょうか。
勉強を始めた証拠です。
そんな時は優先順位を決めることです。
ひとりで決められないときは講師と相談しながら決めてもいいのです。
例えば日本史、世界史。これまでやったことに文化史が加わります。現役生の苦手なところです。
それをしっかりこなして頭に入れて入試問題に進むのです。
やみくもに赤本(過去問)を解いて出来を見ても地に足がつかないものとなりかえって焦ってしまいます。
11月に焦りだすと後がない分、余計焦ります。
そのために10月の計画が特に大切なのです。
2022/09/09
学習計計画に悩んでいます
学習計画を立てたのはいいのですが、うまくいっていない様子です。どういった声がけをしたらいいのでしょうか?計画を立てることはとても大切なことです。
やる気があるということです。
少し気合が入りすぎて、あれもこれもとなったのでしょうね。
計画は自分1人で建てるときはとかく余裕がなくなってしまいがちです。
誰かに話を聴いてもらいながらたてるといいでしょう。
やらなければならないことを抜き出します。
一日にどのくらい進めたいかを考えます。
一日にとれる時間を考えます。
大丈夫そうならいつ予定がそれぞれ終わるのかを書き出します。
そして日曜日は調整部ですから計画に入れないことです。
定期的に計画を見直す必要があります。
出来れば誰かに話を聴いてもらいながら見直すと効果的です。
2022/08/12
自分らしさを知るにはどうしたらいいでしょうか
自分で自分を知るということは難しいことですね。そのために志学ゼミでは「僕らはみんなできなった」というタイトルで文章を書いていただいています。
先輩の皆さんに自分の過去の出来なかった1つのことを引き出してどう克服したかを書いてもらうのが「僕らもみんなできなかった」です。
自分の出来なかったことの中の自分、どう克服したかの中に「自分らしさ」が見えてきます。
就職活動をする学生には必ず書くように勧めています。
これまでの自分を振り返り、その生き方を振り返るためです。
何度も何度も書き直しながら自分を掘り下げていきます。
そして私のOKが出るまで書き直します。そうしてOKが出たエントリーシートは各自が納得ができるものが出来上がります。
なかなか「自分らしさ」というのが自分ではわかっているようでわからないものです。
自分の性格、特性を考える上で客観的に自分を見ることが出来るのです。
その延長で就職を考えるといいですね。
具体的に仕事をする上で自分の性格に合っているところに進むとうまくいくケースが多いですね。
毎年就職相談をうけながらエントリーシートに自分の半生をぶつけてその上で仕事を考えるように指導をしています。
2022/07/06
考える習慣を身につけさせたいのですが
考える習慣は日常の中にあります。「なぜ」「どうして」という素朴な疑問です。
小学校低学年のころまではよく出た発言が、年を重ねるにつれて少なく成って来たというお話を聴くことがあります。
素朴な疑問を持つよりも、多くの学習しなければならないことが増えてきたからでもあります。
保護者様としては子供がそういった素朴な疑問が出たときは
「一緒に調べてみよう」「○○博物館に行ってみよう」という声がけをしてみてください。
インターネット社会ですからネットで調べることは可能かと思いますが実際に目にするのと映像では感じるものが違うかと思います。
「どうして〜なっているのかなあ」という素朴な疑問を投げかけるのも大切です。
お子様が興味関心のあることは保護者様がご存知かと思います。
まずは好きなことから話をし向けて見てはいかがでしょうか。
2022/06/09
自信をつけるのはどうしたらよいでしょうか Part2
自信をつけることは自己肯定感を高めることです。自己肯定感を高めるには、過去に褒められたこと、うまくいったことを列挙してみてください。
小さいころから今に至るまで。
不思議なことに、いやなこと、出来なかったことはトラウマになって残っている場合が多いのですが、うまくいったことはその割には残っていないことが多いのです。
ですから思い出して書き出してみてください。
お子さんと一緒にするのもいいものです。
些細なことでいいのです。
例えば、小学校で友達が出来た。
先生から「よく頑張ったね」とほめてもらった。
家の手伝いをしてお母さんにほめてもらった。
こういった小さなことの積み重ねを、書き出してみると気持ちが和らぎ「そうだったあなあ」と思えます。
そうすると自分を支えてきた自分に気が付きます。
それが自信への第一歩となります。