合格者に合格した要因を聞くと「運が良かった」「たまたまです」という謙虚な声を耳にします。たしかに謙虚に為ることは大切ですが、合格には偶然はないのです。では、どうして合格を勝ち得たのか。どうやって苦手科目を克服したのか。各自の苦手項目に絞って話をしてもらうことにしました。
合格者に合格した要因を聞くと「運が良かった」「たまたまです」という謙虚な声を耳にします。たしかに謙虚に為ることは大切ですが、合格には偶然はないのです。では、どうして合格を勝ち得たのか。どうやって苦手科目を克服したのか。各自の苦手項目に絞って話をしてもらうことにしました。
都立文京高校から現役合格した村槇くんのインタビューです。
村槇:私は現文が苦手でした。
小学生の時に中国から来たせいか、言葉の意味がわからないと読むのを諦めていました。何が言いたいのかがさっぱり掴めませんでした。
Q:それでどうしたの?
文章中に出てくる漢字や言葉の意味を再三質問を受けて理解をしました。ズバリ内容理解は要約の繰り返しです。いくつかの段落で何が言いたいのかを最初は穴埋めで要約をしてもらい、全体を通して何が言いたいのかを意識して読むようになりました。そして文のテーマを考えてつかめるようになったのです。
Q:その結果?
法政大学国際文化学部に合格することが出来ました。
私立東洋大京北高校から現役合格した横山くんのインタビューです。
横山:私はリスニングが苦手でした。
リスニングのスピードに付いていけませんでした。途中で置いていかれる感じでしたね。
Q:それでどうしたの?
横山:ズバリリスニング対策は慣れです。高1の頃から志学ではリスニング対策をして、1文ごとに鉄人が解説をしてくれます。外人はこうやって発音をし、読まない語があることを知りました。
Q:その結果?
横山:英検2級を合格し、内部進学で東洋大学経済学部に合格することが出来ました。
都立向丘高校から現役合格した上野くんのインタビューです。
上野:私は古文が苦手でした。
やっぱり、わかないところが出てくると詰まってしまって止まってしまいました。
Q:それでどうしたの?
上野:ズバリ、わからないところは飛ばしていいと言われたんです。マジです!
細かいところはさておき、大きな話の流れを掴むことを心がけました。そうすると話の内容を考えて細かい内容を振り返るようにしました。もちろん、分からない単語や文法はありました。(わからない)という言葉をぐっと飲み込んで類推して内容を答えました。
後で、ノートを作り、古語の確認、文法の復習をして問題をやり直しました。
Q:その結果?
上野;青山学院大学の文学部に合格することが出来ました。
都立足立高校から現役合格した伊藤くんのインタビューです。
伊藤:私は英文解釈が苦手でした。英文法もでしたが。
とにかく、読むのに慣れていないせいもあって時間がかかり読み終えない状況でした。もちろん、単語や熟語の意味もわからないものだらけでした。
Q:それでどうしたの?
伊藤;高1の授業にでて英文法を学び直しました。ズバリ、英文解釈は解き直し。1度やったからと言って頭に入っているとは限りませんから、出てきた単語、熟語、イディオム、文法を反復して覚え直しをしました。とにかく知識があまりにも少なかったので、やった問題をやり直して行きました。授業で速単等も覚えさせていただきました。
Q:その結果は?
伊藤;まさかの法政大学法学部に合格することが出来ました。
私立岩倉高校から現役合格した田崎くんのインタビューです。
田崎:私は世界史が苦手でした。
いろいろな国が同時に教科書に現れて何が何だが時代はいつなのかもわからない状況でした。
Q:それでどうしたの?
田崎:ズバリ中国史のマスターをしました。志学の授業では1つの国の歴史をしっかり頭に入れて、それを中心に他の地域や国を理解することを指導を受けました。そして実況中継の反復と(なぜ)(どうして)を考えさせられました。「黙っていると大学生になれない」と言われていましたので、必死で考えました。そして流れがつながるまで反復をしました。
Q:その結果は?
田崎:立教大学観光学部に合格することが出来ました。
私立十文字高校から現役合格した河原さんのインタビューです。
河原:私は数学が苦手でした。というより学校で文系選択のため2年から数学がなかったのです。習っていない項目を塾で進めるしかないと思いました。
Q:それでどうしたの?
河原:ズバリ解いた問題をくりかえし反復しました。同じ問題集を3度はこなそうと声がけを頂いていましたので、間違えた問題を解き直して行きました。自分でも解ける問題が増えていくのがわかりました。
Q:その結果は?
河原;青山学院大学文学部に合格することが出来ました。
都立北園高校から上現役合格したA.Aさんにインタビューです。
私は計画を立てて勉強をすることが苦手でした。予定は立てるものの出来ないと「まあ、いいか」となっていました。
Q:それでどうしたの?
A.A:ズバリ定期的な進路指導と計画の見直しで助けられました。「いつまでに、なにをする」という予定表をコーチング面談を受けながら一緒に計画を考えていただきました。そして計画を見直して自分の勉強のペースを自分でつかめるようになりました。日曜日は計画に入れない。調整日とするという教えが良いペースで計画が継続できた要因だったと思います。
Q:その結果は?
上智大学文学部に合格することが出来ました。
私立淑徳巣鴨高校から現役合格した荒井くんのインタビューです。
荒井:私は生物が苦手でした。こんな量覚えられるのかという不安との戦いでした。
一人で覚えるのは無理だと思っていました。どうやって勉強をしていいのか途方に暮れていました。
Q:それでどうしたの?
荒井:ズバリ、反復練習をしてもらいました。山川の生物を何度も何度も質問を受けては反復をしてもらいました。それを3回以上繰り返すと残ってきたなあと自分でも思えました。
一人で悩むより誰かに相談して一緒にやってもらう方が私にはあっていました。
Q:その結果?
荒井:東洋大学生命科学学部に合格することができました。