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心の時代~2026年4月号~

塾長ブログ

心の時代                                

 新しい学年、学校、職場がスタートしましたね。志学ゼミでは四年間講師としてお手伝いいただいたみなさんに私からスーツをプレゼントさせていただいています。志学ゼミの先輩がスーツを購入する会社に勤めていらっしゃるつながりもあります。
志学ゼミはOBとのつながりが長い塾です。顧問弁護士の西尾くんをはじめ、電気工事の上野くん、入塾祝いのお米を提供してくれる平林くん、二代で通っていただいている皆さん、塾の事務を手伝ってくれる菅野さん、塾のスタッフとして活躍する芳賀先生、飯倉先生、紙面にあげればこの紙では埋められないほどの数になります。それこそ様々な職業について活躍されています。例えば「弁護士を紹介してほしい」と言われれば、弁護士になった方は数名いますので地域性、専門性を考えてご紹介をします。彼らはそれぞれ私ししか知りませんが、私は双方を知っています。どのOBにも「事情を話し、頼むね」と話せば大抵の方は聴いてくれます。嬉しい限りです。
今回も少しでもお役に立てれば嬉しいと思いまして、OBが勤める会社でスーツを作らせていただきました。「先生、お求めいただいて二十五年になります」とメールがありました。ささやかな門出の祝いのつもりがもうそんなになるのかとおもいました。先日、新社会人になった元講師の一人が入社式の後で新調したスーツを着てあいさつに来てくれました。
先日も、とあるお母さんがお子さんの進路のことでいらっしゃいました。私のところへは旧姓の○○ですとお声がけいただきました。その時は塾生と塾長の顔に戻りますね。嬉しい瞬間です。
新卒者はOBの一人となります。「いろいろと大変なこともあると思うけれど、何かあったら相談においでよ。後輩が仕事の話をしてほしい時は頼むね」と声がけをしています。そう言い続けて四十二年の月日が流れました。先輩の紹介でその会社を知り入社した後輩もいました。「先生、私、五十路ですよ」と言われて「そうか」とい思ったりもしました。
毎年、講演をしていただいている明治大学名誉教授の高橋先生とも四十年来のお付き合いになります。先生が先日、塾で講演をされた際に「塾長とは四十年のお付き合いになります」と話されました。「もうそんなになるのか」と思いながら長い間のお付き合いに感謝しかありません。先生は地元荒川九中、上野高校のご出身で文化系、理科系の両方の大学で学び、谷中で塾をされていました。初代塾長の故松川先生が高橋さんの開かれた塾のチラシを見つけ興味を持たれたのがきっかけでした。そうしてお会いして、インスタントコーヒーを飲みながら何時間もお話をさせていただいたことがきっかけでした。志学ゼミでも無理を言って土曜日毎に教えに来ていただいたこともあります。授業が終わると、酒を酌み交わし、色々なことを話し合ったものです。
高橋先生はその後、大学に戻られ研究者としての道を進まれましたが、以前と変わらずお付き合いをさせていただいています。それは明治大学の大学教授になられても変わりませんでした。酒を酌み交わしながらお話をさせていただくとなんとも言えぬ安心感を覚えます。
東日本大震災の時、「笑顔」の葉書を考案され、被災地にその売上を寄付される仕組みを作られた浄光寺の林和尚様。その考えに共感し、葉書は作れなくとも購入して配布することはできると思いたち、面接のときには皆様にお配りして十五年。和尚様にもお会いできて、「筆遊び教室」を塾内で開いていただきました。
袖振り合うも多少の縁と申しますが、ひょんなことで縁は始まります。人は縁の中で生かされています。その御縁を大事にするかどうかは自分次第です。        2026年 5月

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