
私(塾長)もお世話になっている志学ゼミの前にあるデンタルクリニックの院長先生です。
吉野先生は地元田端、滝野川第四小学校、)町中学(現田端中学、小石川高校)出身です。その後、歯科大学、大学院生活をおくられました。非常に親しみやすく、気さくに声がけをしていただける先生です。また先生の同級生の多くも志学ゼミ出身です。先生は現在歯科医院を営まれていますが、大学でも教鞭をとられ、インプラントのインストラクターとしても活躍をされています。深夜に私が帰宅する際にも電気がついていることが多々あります。朝から晩まで仕事をこなし研究をされています。そんなお忙しい中でも今回の特別授業をお頼みすると「いいですよ」と二つ返事をいただきました。
先生の実家は歯医者ではありません。どうして歯医者になったのか?それは親戚の方々に医者が多かったのです。白衣にあこがれがありました。実家の商売は都合とは思わなかったのです。高校時代は楽しい生活をおくってしまい成績は低空飛行でした。そして高3になって浪人はしたくないと思いました。大学1年時、口腔外科の講義を受け、研究医を目指そうと思いました。しかし大学の教授と馬が合いませんでした。そこで田端に戻って医院を始めようと思ったのです。今年で21年目になります。医院をしながら大学で教えてもいます。歯科医師もサービス業です。一人一人と向き合うことは父親が商売をしていたことと同じです。
現在、歯科医師の国家試験は難しくなりました。歯科医師が世間に溢れています。入学志願者も減っています。
Q:歯科医師の魅力とは?
A:自分で計画を立てて治すことが出来るということでしょうね。
Q:仕事に対するモットーは?
A:歯の勉強をみんなで楽しく出来ていることでしょうか。
楽しんでやれることでしょうか。
A:論文はどのくらい書いたのですか?
Q:論文は実験をしますので1年で1本くらいでしょうか。
A:歯学部に通うための資金はどうされたのですか?
Q:入学するときは父親に出して頂いたり、奨学金をもらいながら通いました。
今は、私の時と比べてゼロが1つ違うと思います。今でも奨学金は返しています。
A:先生は理系、文系どちらが得意でしたか?
Q:文系でしたが方向は理系でした。しかし、論文は文系分野ですから書くことは嫌いではありませんでした。
A:勉強方法について?
B:やるときとやらない時を無いようにしました。
A:苦手科目の克服はどのようにされましたか?
B:苦手なものは後回しにはしませんでした。今でもそうです。
A:大学で教えるためにどうされたのですか?
B:論文が出来たら大学へ持っていくことを繰り返していました。
そうすると大学のポストがあるからやってみたらと言われました。
院長は患者さんと会話を楽しんだり、とにかく楽しく仕事をされていますね。
吉野先生のところだからやってよかったと思いますね。という発言も伺えました。
楽しく仕事が出来るのは「志」があるからです。そのために「自ら動く」とい
うことが大事なんだね。
〇 今も勉強をされているのを訊いて驚いた。
〇 文系が得意なのに進む方向で理系を選ばれたことはすごい信念だと思った。
〇 苦手なことを先にやるといことが参考になった。
〇 自分のやりたいことに向かって、「自分で動くこと」が大切なんだと感じた。
〇 今も仕事終えてから毎日英語の論文を読んでいるなんてすごすぎる。
〇 大学で教えたいという信念が実現していることはすごい。
〇 スタッフが先生のところで働くのは楽しいというのがいいなと思いました。